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2024.02.20

歯医者が怖いという方へpart2。当院での新しい取り組み

日頃よりお世話になっております。

みやぎ歯科クリニック上落合 宮城拓人です。

 

久しぶりのブログ更新となりましたが、今回は患者様からよく聞く、歯科治療が怖いということについてです。

歯医者=痛い というのはもはや昔、今は当院も様々な取り組みをおこなっております。

今回のブログでは歯科恐怖症の方、そこまでではないけど治療が怖いと言った方に向けてブログを書かせていただきます。

以前に同じような内容でブログを更新させてもらっていますのでそちらも合わせてご覧いただけると幸いです。

https://www.miyagi-dc.com/blog/歯医者が怖くて通えない!歯医者探しに知ってお

 

 

 

1,歯医者が怖すぎて虫歯治療もあまりできない方へ 静脈内鎮静法のススメ

 

歯医者の治療は最近は痛くありません。麻酔の技術の向上や、痛みに配慮した歯科医院の取り組みなどで昔と比べると治療ハードルは下がっているように思います。

しかし、口の中は患者様本人には見えず、麻酔が効いているとはいえ怖いものです。

ましてやインプラント治療や親知らずの抜歯に関しては恐怖心から気分が悪くなってしまう方もいます。

 

そこで当院で行っているのが静脈内鎮静法という方法です。

 

 

2、静脈内鎮静法とは メリットデメリット

 

静脈内鎮静法(じょうみゃくないちんせいほう)は、インプラントや親知らずの抜歯などの手術の時に使用される鎮静方法のひとつで、鎮静剤を静脈内に投与することで、一時的に眠った状態となり、その際に行った処置内容等に関しては覚えていないようなお薬を使用する麻酔法です。

静脈内鎮静法によって、患者さまの不安や痛みを軽減し、手術や検査などの際に快適な状態を維持することができるため、不安が強い患者さまも安心して治療を進めていくことができます。

 

メリットその1 不安や恐怖心の低減

鎮静剤を直接静脈に投与することで、患者さまはリラックスした状態になり、手術や処置に対する不安や恐怖心が軽減されます。

ただでさえ恐怖心やストレスを感じやすい歯科治療において、インプラント手術は特に心理的なハードルは高いです。

「インプラント治療を受けたいけど、怖い」という理由でインプラントを断念される患者さまは少なくありません。

そうした患者さまも、静脈内鎮静法によって安心して治療を受けることができます。

 

メリットその2 治療回数が少ない

静脈内鎮静法は患者様の負担が少ないため、一度に長い時間治療することができます。

インプラント治療等にも行いますが、歯科恐怖症の方の虫歯治療等に関しても一気に終わらせることが可能になります。

忙しくて何度も治療に通えない方はおすすめの治療法です。

 

メリットその3 健忘効果 

静脈内鎮静法では意識はありますが、薬が効いている最中のことを忘れる作用(健忘効果)があるため、治療中の嫌な記憶が残りにくいです。

そのため、患者さまからすると眠っていたような感覚で、知らない間に終わったという方がほとんどです。

メリットその4 意識の維持(半分寝たような状態)

処置中、こちらの問いかけにはお答えできる状態です。ボーッとはしますが全身麻酔とは異なり意識は保たれます。

 

反面デメリットもございます。

デメリット1 術後ふらつくため帰宅の際は注意

意識をボーッとさせるお薬を使うため、帰宅時に自転車や車の運転は控えていただいております。どうしても難しい方は当院からタクシーの手配を行わせていただきます。

デメリット2 自由診療のみ

当院での静脈内鎮静法は自由診療となります。通常保険治療は回数がかかる一方で保険での診察が可能ですが、一度に治療を終わらせたい方に関しては処置の費用含めて全て自由診療での対応となります。

例』親知らずを一気に抜歯(4本)

通院回数3回(1回目で検査を行います。ここは保険診療でも可能)
治療内容
  • 抜歯:¥30,000×4 別途お薬代:数千円
  • 静脈内鎮静法(点滴麻酔):¥50,000(時間は親知らずの状態により変わります)
合計費用
¥170,000    ※金額は全て税別表記
デメリット3 効きにくいことがある

静脈内鎮静法の効果には個人差があります。

実際に静脈内鎮静法をされた患者様のほとんどが「全然覚えていない」「あっという間に終わった」という感想ですが、なかには「思ったよりも効かなかった」というかたもいます。

効きにくいかたの特徴として、「日常的にお薬を飲まれているかた」や「お酒の強いかた」が挙げられます。特に心療内科や精神科で薬を飲んでいる方は、鎮静剤に対して耐性ができており鎮静がかなり効きづらい状態となっています。

体質的に効きにくいかたもいらっしゃいますが、効きにくいからといって鎮静剤の量をむやみに増やしてしまうと副作用が起こることもありますので、慎重に追加投与していきます。

 

3、具体的な診察の手順

●初診ご予約

当院は予約制になっております。
お電話、またはWEB予約、LINEから、お好きな方法でご予約ください。

 

  •  

    初診時

    ●ご来院

    問診票等のご記入をお願いしております。
    ご予約時間の15分程度前にご来院頂けるとスムーズにご案内できます。

     

    ●診査・診断

    ご記入いただきました問診票を基に歯科医師がカウンセリングをさせて頂きます。
    ここでしっかりとご希望を把握させて頂くことが大切になります。どんなことでもご相談ください。
    カウンセリングが終わりましたら、お口の中の状態を把握するため、レントゲンやCTを撮影させていただきます。
    どこの治療をどのように始めていくかといった治療計画を立てるために、お口の中を拝見させていただきます。

    ●お見積りのお渡し

    診査・診断などが終わった段階で、治療の計画のご説明及びお見積りをお出しいたします。
    お見積りはお持ち帰りいただき、しっかりとご検討していただけます。

     

  • 2度目の来院 
  • 静脈内に鎮静剤を投与するために、手や腕に点滴をし、お薬を入れていきます。

●麻酔薬の効き目が出てきてから処置開始(1〜3時間程度)

●処置後はお薬が抜けてくるまで休憩していただき、完全に覚醒してからお帰りいただきます。

 

 

 

 

画像分析器具、歯科での領域は全て網羅しています。口の中のお写真を撮影する器具。必ずどの患者様にも行います。

 

終わりに

静脈内鎮静法は、歯科医院や一般の診療院で行われる一般的な方法です。歯科恐怖症の方、歯科治療が苦手で歯医者が遠のいている方、当院では十分な説明の後、今回書かせていただいた静脈内鎮静法以外にも痛み、恐怖を和らげる工夫を行なっております。

事前にしっかりと検査、必要な治療をお伝えしご理解いただいた上での治療を心がけておりますので、該当する方はお気軽にお問い合わせいただければ幸いです。

 

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でご予約いただければと思います。

電話番号 03-5989-1916

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今後ともみやぎ歯科クリニック上落合をよろしくお願い致します。

みやぎ歯科クリニック上落合 宮城拓人

 

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